【雑記】少しずつ、じわじわと。

ある人のブログをふと読み返していた。
私は先月ある挑戦をしたわけだけれど、その前。
もっと前。
去年のあの放送を観てから、実は少しずつ自分の中で動き始めていたのかもしれない。
そして、その反動から、ひたすら色んな舞台を観に行っていたのかもしれない。

当時は秋だから、芸術の秋とも言うし舞台公演も活発になっているのだろう。だからこんなに観に行っても終わらない止まらないんだろうと思っていた。

けれど、それは秋を超え冬を過ぎ、年が変わっても続いてしまった。
自分でもどうしたのだろうと思っていた。

少し大人しくしなくては、とセーブをかけていったある日。

ツイッターである発言を目にした。
もう日数は無いけれど、挑戦をした。

初めてのことでいつもの上京とはまた感覚が違っていた。


始まるまでは、きっといつもの自分とそう違いは無かったのかもしれない。
緊張はしているけれど、普通に受け答えはしているつもりだった。
けれど、
そんなどころではなかった。

いざ始まってすぐに実感した。
何て場違いなところに来てしまったのだろうか、と。

参加すると言ってはいけなかった所に、私は手を挙げてしまったのだろうと思った。
ド素人にも程があった。
2年間何も学べて居なかった、学んではいたとしても、それを体で表現するまでに全く至っていなかった。
本当にこの世界に身を置こうとしている人の努力、強さ、熱。
あらゆる点で負けていた。何も出来なかった。
何の表現も残せなかった。
自分はこの程度だったのだと、強く、思い知った。

自分が学べて居なかった事にショックを受けた。
泣きそうだった。

あの世界に行くなら、努力をしないといけないのだと。
今まで何をしていたのか、酷く打ちひしがれた。
あの場所に行く為に、努力をし続けなくてはいけない。それが当然のことなのだ。
今までも、あの時も、ひたすら甘えていた。
本気なつもりで全く本気になんてなれていなかった。
先生方や両親は簡単に気付いていたのだろう。

昔と同じ。好きだけど怖くておびえて近づけない、そんな感覚に再び陥った。
この感覚は何なんだろう。
近づきたいのに、気持ちが拒否する。
それでも、諦めたくはないと思ってしまう。

走るなら、走りたいなら。走り出さなきゃいけないと思った。
今から出来ること、始めていきたいと思った。

だいぶ話がそれてしまったけれど、つまるところ。
先月の私の行動は、実は去年から影響を受けていた結果なのだと、
今日その人のブログを読んでいて思ったのです。
あの時から、自分の奥底の方でじわじわと気持ちが動き、傾いていたのだな、と。